不動産取引のデータベース化は、日本ではかなり遅れており、特に投資利回りなどはアンケート結果に基づいたインデックスに頼っている現状です。
先日、三井住友銀行がブロックチェーンで大規模な不動産データベースの構築に乗り出すとの記事が出ていました。限られた企業からの情報に基づいたものなのか、広く不動産取引に携わる企業からデータを収集するのか興味深いところです。
不動産データベースの整備は、不動産業界にとって有意義なものであり、特に取引価格や的確な利回り情報が入手できれば不動産鑑定評価の精度は飛躍的に上がると思います。
不動産データベースの整備、不動産鑑定に携わる者として期待したいと思います。