松岡不動産鑑定士事務所

愛知県・名古屋市の不動産鑑定事務所のブログです。

愛知県名古屋市及び東尾張地域、西三河地域はコロナ禍の一時期を除いて地価の上昇が続いています。個人による戸建住宅やマンションの需要増がその主な要因と考えられますが、金融緩和で余剰資金を得た投資家による需要が地価を押し上げているとの声も聞かれます。

先日、愛知県豊橋市に投資型マンション建設、との記事をみました。豊橋市を中心とする愛知県東部地域は長らく地価が横ばいから下落傾向にあり、経済も停滞している印象でしたが、積極的に投資物件を販売する企業が現れました。

コロナ禍前に戻った印象のある不動産市場ですが、先行きが不透明な中で東三河での不動産投資、今後の展開が注目されます。

戸建住宅の賃貸というと、以前は転勤などで長期間自宅を不在にする期間、賃貸に出す、というイメージでしたが、最近は戸建住宅の賃貸を積極的に行っている投資家もいるようです。

先日、ポルシェが乗り放題、という特典付きの戸建住宅の記事を見ました。場所は愛知県長久手市、家賃は月36万円、2階建て3LDKの新築建物になります。

ポルシェの維持費は家賃に含まれており、家賃の半分の月18万円がポルシェにかかる費用だそうです。

さらに特典は、6年住めばポルシェが借主のものになること、ポルシェの値段が約1400万円、ポルシェの費用が約1296万円とのことなので、約100万円安く購入できるのと同じ計算になります。

このような思い切った特典つきの賃貸物件が今後増えていくかどうか、興味深く見守りたいと思います。

土地や建物を所有すると、その所有者に固定資産税が課せられますが、土地の固定資産税評価額は時価を超えてはいけないとされており、通常、時価の70%で評価されることになります。

土地の固定資産税評価額は、周辺の地価公示地や地価調査基準地の価格とのバランスを考慮して決められるので、特殊な土地を除いてほぼ適正な価格であると考えられます。

建物ですが、こちらは総務省が定めた評価基準に基づいて評価されているのですが、老朽化した建物であっても価値がなくなることはなく、築年を経た建物の場合、評価額が時価を上回ることが多いです。

先日、岩手県の市が独自のルールで建物の評価額を算定したため、適正な課税が行われず、問題になっているとの記事を見ました。市は新たに積算するとのことですが、少なくとも2年はかかるとのことです。

評価替えを間近に控え、市は納税者からの対応に苦慮しそうです。

鉄道の高架下、駅の近くなどもは飲食店や居酒屋などの店舗が多く入っていましたが、耐震性の問題から廃止されるケースが増えています。

名古屋市の地下鉄東山線藤が丘駅にも、延伸時から飲食店や居酒屋が多く入り、藤が丘の駅や万博などで整備された際もその多くが営業を続けていました。

その藤が丘駅高架下のテナントですが、高架の耐震補強の必要性から退去を求められているそうです。藤が丘は最寄りに大学も多くあり、飲食店も賑わっている印象でした。

街並みが変わる前に、一度、藤が丘の居酒屋に行ってみたいと思います。

前回、水没したペンション村について書きましたが、先日、干ばつで干上がったイラクのチグリス川から、3400年前の古代都市が出現、との記事を見ました。気の遠くなるような昔の古代都市の出現、スケールが違いますね。

遺跡を調べている考古学者は、この干ばつで水位が下がったこの時期に調査をするそうです。次回、いつ調査できるか不明なので、急いでの調査になりそうです。

世界中で多発する気候変動、今回のような干ばつによる遺跡の出現、度々起こらないことを祈りたいと思います。

過疎化やかっての観光地の衰退とともに、その廃墟を訪れることを趣味にしている人が増えています。私有地はもちろんその建物にも無断で入っては行けませんが、遠目から見ることができる廃墟もあります。

その代表的なものとして、過疎が進み人が住まなくなった集落や廃業して久しい宿泊施設、遊園地などがありますが、バブル期に盛んに開発された別荘地も廃墟かしたものが沢山あります。

先日、瀬戸内海沿岸の水没したペンション村の記事を見ました。この廃墟と化したペンション村は塩田跡地に造られており、排水が止まったある時から水没が始まったそうです。

このような例として、ダム建設により水没した集落が時々記事になりますが、塩田跡地の水没したペンション村、かっての賑わいを思うと寂しい気持ちになります。

6月 6th, 2022

天井の低い家

No Comments, 不動産の話, by admin.

建物の天井高は建築基準法で居室部分は210cm以上と決められているそうです。但し、日本人の平均身長が昔より高くなっている昨今、210cmではかなり圧迫感を感じそうです。

先日、天井高220cmの中古マンションを買って後悔した方の記事を見ました。圧迫感に加えて、箪笥などの置ける家具の高さが制限されてしまたり、つるすタイプの照明だと、顔にあたる心配もありそうです。

私も天井の低い家に住んだことがありますが、想像以上の圧迫感があります。何だか落ちつけないですし、後悔した方の気持ちがよく分かります。

建築基準法で天井高が定められた当時は、平均身長が低かったことに加えて、畳で座卓の生活が中心であり、椅子と机での生活が主になった今の時代にそぐわなくなったと思います。

建築基準法も今の時代に合わせて、改正すべき点は改正される時が来たのかもしれません。

家は本来、人が生活する場所であり、趣味や娯楽のスペースはおまけ的なイメージだったと思います。

最近、趣味を本格的に楽しみたい方が増えているのか、様々なスタイルの家が見られるようになりました。私が聞いた話では、自宅で空中ブランコを楽しむため、天井が体育館のように高い家を建てられた方がいるそうです。

先日、自動車が趣味の方が500坪のガレージ付き住居を建てられた、との記事を見ました。写真で見ると、本当にプロの整備工場のような趣でした。

最近は趣味を極めてプロ並みの腕前をお持ちの方も増えており、趣味を楽しむための家を持つ方が増えていくと思います。。

5月 31st, 2022

洋館のお話

No Comments, 不動産の話, by admin.

先日、神戸にある洋館「旧グッゲンハイム邸」の記事を見ました。明治末期に建てられたこの洋館は、2007年に解体の危機にあった際、音楽家の森本アリさんが購入し、家族で管理・運営され現在に至っています。

名古屋にも洋館は保存されていますが、その殆どが著名な方の住居跡であり、個人が住まわれていた洋館は現存していないのではないでしょうか。残念に思います。

結婚式やライブ、映画のロケなど多様な利用をされている旧グッゲンハイム邸、末永く神戸の街を見守っていて欲しいと思います。

浜松市は静岡市と並び静岡県の中心都市ですが、その中心市街地にかってあった松菱百貨店の跡地が更地として残されています。松菱百貨店の破綻から約20年、駅前の一等地が塩漬け状態、新幹線停車駅の駅前中心地でありながら、具体的な再開発の話は出ていないようです。

アベノミクスから始まった空前の金融緩和、大都市圏をはじめ政令市や地方中核都市にまで広がった地価の高騰、金余りに加えて外国人投資家を巻き込んだ一等地の取り合いが続く昨今、浜松市はそこから取り残されている印象です。

複雑な地権者の存在など、開発を拒む要因も考えれられますが、浜松市の顔としての意味を持つ駅前の一等地、一日も早い再開発が望まれます。