異次元の金融緩和に加え、土地や建築資材の高騰により価格が上がり続けるマンション、その首都圏のマンションの平均価格が6360万円(昨年度比+6.1%)となり、バブル期の1990年度の6214万円を上回りました。最高値は31年ぶりに更新されました。
長期にわたる金融緩和により、市場の貨幣供給量はバブル期とは比較にならないほど増えているので一概に比較できませんが、特に首都圏における不動産市場はバブル期に似た体裁を呈しています。
金融緩和が永久に続けば不動産価格の上昇も続くはずですが、始まりがあればいつか終わりは来るものです。その日、日本の不動産市場、日本経済、そして日本国はどうなっているでしょうか?私は悲惨な近未来を予測しています。