ウッドショックと土地価格への影響

2022-04-11

昨年から続くウッドショックに加えてウクライナ危機によるロシアの経済制裁により木材価格が急騰しています。あるネット記事によれば、延べ面積約30坪の平均的な伊達物で200万円から300万円価格が上がっているそうです。限られた予算でマイホームを考えている大多数の消費者にとっては厳しい状況となっています。

一方、土地の価格ですが、ウッドショックの影響による需要減が懸念されるところではありますが、都心の駅近物件などでは、相変わらず高値の取引が見られます。地価が下落する気配がなく、今後、建築費等の上昇が続くであろうことを予想し、買い急いでいる印象があります。

昨今の地価上昇、バブル末期の駆け込み需要増に似た印象があります。その当時も地価が上がり続け、住宅を購入した人の話では、今を逃したら一生マイホームは持てない、と思ったそうです。

バブル=泡、というようにバブルはいつかははじけますが、今回の異次元緩和による金余りが続くようであれば、土地神話が復活し、地価は上がり続けるのでしょうか?答えは神のみが知っているのでしょう。

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