物価上昇と住宅価格
2022-08-16
昨年からのウッドショックに加えてウクライナ危機、円安により輸入材の上昇、物価上昇が続いています。特に、総額が高く、木材や鋼材などの割合の多い住宅の価格が高騰しています。
先日、ネットで昨年5月からの一年間で、消費者物価指数は+4.9%、建築デフレーター(住宅総合)は+8.9%との記事を見ました。住宅は総額が高い分、値上げ感も多く感じます。
また、あるネット記事で、追加で500万円払わないと新居に住めない、との記事を見ました。インフレ特約のある契約の場合、追加金を支払わないと建物を引き渡さないとの内容でした。
戸建住宅の価格ですが、ウッドショック前より2割から3割値上げしたとの声はよく聞かれますが、デフレーターなどの指数を見る限り、建築資材の上昇分に加えて駆け込み需要に便乗した値上げであると推測されます。
建築費が下がる要因が見当たらない中、長期的に見た場合、物の価格は上がったら下がるの繰り返し・・・。今が買い時か否かの判断、悩ましいところです。
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