眺望権は主張できる?

2023-02-10

首都圏をはじめ、都市圏や最近では地方中核都市でも見られるようになったタワーマンション、そのタワーマンションの最大の売りは高層階からの眺望だと思います。

タワーマンションの高層階は遮るものがないことから階下の眺望を楽しみことができ、方位よりも眺望のよい部屋の価格が高いそうです。

このタワーマンションの眺望ですが、建築が完成し入居後に、周辺にさらに高いタワーマンションが建設されてしまい、眺望が失われてしまった、との記事を見ました。眺望を楽しみに高額なマンションを購入したにも関わらず、今まで通りの眺望が楽しめない・・、やりきれない気持ちになると思います。

このように眺望が失われた場合、眺望権を主張できるかか問題になりますが、やはり認められる可能性は低いそうです。眺望がなくて通常の生活は営めるということでしょうか。

同じような権利に日照権がありますが、こちらも主張は中々難しく、日照を遮った建物が違法建築物などでない以外は認められることは無いようです。

現在も増えつつあるタワーマンション、今後、同じようなケースが増えていくものと思われます。

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