建築費高騰で苦境
2023-03-20
建築費の高騰が続いています。私も仕事で建物の鑑定評価をする際、鑑定評価額が以前よりびっくりする程上がっていると感じることが多いです。
先日、九州にある市の市役所の建築費が計画より約1.4倍に膨らんだ、との記事を見ました。45億円から60億円~65億円に金額が増え、事業計画の見直しが必要となっているそうです。
ちなみにこの市役所の建物、当初の計画より延面積を6%~12%縮小したそうですが、その縮小による建築費の減額分を大きく上回る増額となってしまいました。
2022年2月の基本計画から2024年の建設開始までの約2年の間に、建築費が1.3倍から1,4倍に上昇・・、新庁舎の建築を予定している自治体にとっては厳しい状況が続きそうです。
愛知県・名古屋市の不動産鑑定評価なら「松岡不動産鑑定士事務所」
←「持ち家か賃貸か?」前の記事へ 次の記事へ「住みづらいベッドタウンベスト3」→