新築と中古不動産の価格予想
2023-05-20
不動産市場の今後を予想することは、株価の予想と同じように難しいと言えます。特に、物価が上昇し、金利の上層懸念が広がる中、楽観的な予測が難しいと言えます。
一方で、長期に及ぶ金融緩和により、行き場を失った資金が不動産市場に流れ、投資物件など高額での取引が見られる状況が続いています。
先日、不動産の市場予測について書かれた記事に、新築戸建住宅と新築マンションの値上がりは続き、土地価格と中古住宅は3か月後に下落の可能性?と書かれていました。新築不動産については、土地や建築費の上昇が高止まりし、下がる要因が見つからないことが要因と考えられますが、中古不動産については、ここ最近の価格上昇により、買い得感が薄れたことが要因のようです。
明日のことがわからないように、3か月後の不動産市場を予想することは難しいですが、不動産業界関係者による聞き取り結果から分析した予想とのこと、興味深く結果を見守りたいと思います。
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