新築戸建住宅の建築費単価

2023-06-27

建築資材の高騰により建築費が上がり続けています。ある不動産業者さんの話では、戸建住宅の建築費総額は昨年より約500万円上昇しているとのことです。

戸建住宅の建築費を比べる際、よく坪や㎡当たりの建築費を用いることが多いのですが、先日、ネットでハウスメーカーごとの建築費を載せた記事を見ました。この記事によれば、

パワービルダーと呼ばれるローコストハウスメーカー:坪30万円~50万円

地場の工務店などの中堅ハウスメーカー:坪50万円~70万円

大手ハウスメーカー:坪70万円、だそうです。

また2021年度の大手ハウスメーカーの坪あたり単価が載っており、1位の三井ホームから4位の住友林業までが坪100万円超えとなっていました。

私がこの仕事を始めたころ、木造住宅の場合坪50万円が一つの目安となっていましたが、パワービルダー系住宅の普及と大手ハウスメーカーの高級化により、建築費の差が約3倍になりました。

今後も建築費の高止まりが続くと予想されますが、この建築費の高騰が不動産市場や地価へどのような影響を与えるか注視したいと思います。

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