戸建住宅のバブルが崩壊か?

2024-05-02

価格破壊」という言葉が言われるようになったのはかなり前のことですが、戸建住宅の世界でもいわゆるパワービルダーと呼ばれる不動産業者による価格破壊があり、建物の価格が1000万円を切る物件も見られるようになりました。

以前は安かろう悪かろう、のイメージがありましたが、品質もかなり上がっており、満足感はかなり高いと聞いたことがあります。

この価格破壊の申し子であったパワービルダー系の戸建住宅が売れていない、との記事を見ました。コロナ禍で郊外の戸建住宅の需要が増えたものの、その後の都心回帰の影響で郊外の戸建住宅の販売が苦戦していることも要因だそうです。

金融緩和の影響などにより、特に都市部の地価は上昇が続いていましたが、金利の上昇懸念や円安による物価高により、戸建住宅市場は新たな段階に入ったとみる向きもあります。

景気が下降局面に向かいつつある現在、不動産市場の動向を注視する必要がありそうです。

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