かっては日本中どこにでもあった商店街、今ではその殆どが空き店舗の多い所謂シャッター商店街になっているのが実情です。
その空き店舗ですが、取り壊されて戸建住宅になっているケースもありますが、閉店後、何年も空き店舗となっているものの多いです。特にテナント募集の看板すらないものもあります。
先日、ネットで「どうして空き店舗のままか?」というアンケートに対して、その理由の1位が「賃料等の条件が合わない」、2位が「特に困らない」、3位が「もう他人に貸す気がない」という結果になりました。2位と3位の割合の合計が約43%となりました。
以前、評論家の辛坊治郎さんが著作の中で、シャッター商店街が存在する理由で上記のことを述べておられましたが、かっての商店主は資産家が多く、不動産を売却や賃貸する必要がないことが空き店舗増加の原因だったみたいです。