馬毛島の不動産鑑定評価
2020-09-12
自衛隊基地建設候補地として国が購入した馬毛島ですが、9月11日、固定資産税の評価基準となる標準地の鑑定評価が実施されました。既に固定資産税の評価替えの鑑定評価作業は終了してるところが殆どだと思いますが、今回はかなりぎりぎりの調査だと思います。
調査は不動産鑑定士2人と市の税務課・財産管理課の職員8人にて実施、民有地2地点、公有地(旧馬毛島小中学校跡地)1地点の調査を行ったそうです。通常、公的評価は地価公示のみ1地点につき2人の不動産鑑定士が鑑定評価を実施しますが、今回の馬毛島の固定資産標準地評価は2名での調査、慎重に行う必要があったからでしょうか。
ちなみに気になる鑑定評価額ですが、自衛隊用地は官地ですので非課税となりますが、民地の変動率はどうなるでしょうか?固定資産税の税額に影響する変動率、とても興味深いところです。
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