金融緩和による金余りとオークション価格
2020-11-12
昨年10月の消費税増税に続いての今回のコロナ禍で不動産市場は大きなダメージを受けたことが報道される一方、世界的な低金利、金融緩和による金余りで不動産価格はバブル崩壊時やリーマンショック時のような大幅な下落は現時点では見られていません。
この世界的に余ったお金は、不動産市場のみではなくオークション市場にも流れており、絵画や芸術品、自動車など高額な価格で落札されたニュースが報道されています。
先日、スパイ映画「007 ドクター・ノオ」のでボンドが使用した拳銃が競売に掛けられる、との記事を見ました。落札予想価格は15万ドル~20万ドル(約1600万円~2100万円)とのことです。
コロナ禍にもかかわらず活況なオークション市場、だぶついたお金は次にどこに流れて行くのでしょうか。この金融緩和によるバブルが弾けないことを祈りたいと思います。
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