70坪の土地で月極駐車場のメリット・デメリット
先日、相続した70坪の土地に月極駐車場を勧められている、との記事を見ました。
70坪ですと、賃貸アパートの建築も可能な広さではありますが、昨今の建築費の高騰などから十分な収益を得られるか不安になるケースも多く、月極駐車場を考える方も増えているようです。
月極駐車場のメリット・デメリットを以下にまとめました。
○メリット
・初期費用が安い
建物不要で、砂利敷きなら数十万円〜、舗装しても数十万〜100万円台で開始可能
・毎月安定した収入が得られる
契約者がつけば固定収入。コインパーキングのように天候・イベントに左右されない。
・狭小地・変形地でも活用できる
70坪は「月極駐車場に最適な中規模」。12〜14台前後の配置が可能で収益性が高い。
・管理の手間が少ない
管理委託やサブリースを使えば、ほぼ手間ゼロで運営可能。
・災害リスクが低い
建物がないため、地震・台風の復旧が容易。
将来の転用が簡単
・更地に戻しやすく、アパート建築・売却など次の活用に移りやすい。
特にこの転用がしやすいことのメリットが大きく、借地借家法により借主の権利が強い日本では、安易な賃貸アパート経営はリスクが大きいです。
○デメリット
・固定資産税の優遇がない(税負担が重い)
駐車場は「住宅用地の特例」が使えず、更地扱いで課税される。
→ 特に名古屋のような都市部では土地の評価額が高めなので、税負担が重く感じやすい。
・収益の上限が決まる(平面の限界)
月極は「台数 × 賃料」で収益が固定。
→ 70坪なら満車でも月収は 約12〜14万円前後 が上限(名古屋の相場)。
・空車リスクがある
契約者が見つからないと収入ゼロ。
→ 特に3〜4月の引越しシーズンは解約が増える。
特に最近は車を持たない世帯が増えており、注意が必要です。
・周辺相場に影響されやすい
近隣に安い駐車場ができると、賃料を下げざるを得ない。
・地域住民とのトラブル可能性
騒音・違法駐車・物損などの対応が必要になる場合がある。
月極駐車場は「低リスクで安定収入を得たい人」に最適との声もあり、70坪は駐車場として非常に使いやすいサイズなので、収益性も高いと考えられます。
未利用地の土地活用の選択肢として、検討する価値はあると言えます。
愛知県・名古屋市の不動産鑑定評価なら「松岡不動産鑑定士事務所」













