Archive for the ‘不動産の価格’ Category
ネバーランドの不動産価格
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
少し前のニュースですが、歌手のマイケルジャクソンが生前、自宅兼遊戯施設として利用していたネバーランドが売却されました。売却価格は2200万ドル(約23億円)、当初2015年の売り出し価格は1億ドル、2017年に6700万ドルに値下げ、そして今回売買成立となりました。
買い手はマイケルジャクソンと交流のあった富裕投資家だそうですが、このネバーランド、どうなるのでしょうか?1100ヘクタールの広大な敷地、コロナ禍ではありますが、遊園地としてリニューアルオープンしたら意外と注目を集めるかもしれません。
30年後の不動産価格
不動産の鑑定評価は、通常は現在時点の価格を求めることになっており、評価が可能と判断される場合は過去時点、将来の予測が難しい将来時点の鑑定評価は行わないのが一般的です。但し、収益価格を求める際、DCF法を適用するときは、所有期間(将来売却するまでの期間)の賃料や必要経費等の変動率を考慮し、価格を求めることになります。
先日、30年後の東京の不動産価格を予想、との記事を見ました。30年後、私は生きているかわかりませんが、見出しにはマンション価格はさおほど下落しないと書かれていました。やはり東京は人と物の中心、他の都市圏や地方都市が衰退する中、一極収集中がますます進んでいるのかもしれません。
とりあえず私なりの来年の不動産価格の動向を予想したいと思います。今回のコロナ禍で予想は難しいのですが、前半は住宅地は概ね横ばい、コロナ融資の高架が切れることから売り圧力が強まり下落が始まると予想します。商業地は新型コロナウィルスのワクチンの開発・普及、インバウンド需要の回復、東京オリンピックの開催次第といったところでしょうか。予想ができません。
最後に、一年間私のコラムを読んできただきありがとうございました。良い年をお迎えください。
エイベックスの本社ビルの価格
音楽事業で有名なエイベックスの本社ビルが売却されるそうです。場所は東京都港区南青山、簿価429億円で売却益が290億円、売却価格は719億円ということでしょうか。
やはり東京の一等地の価格は桁が違いますね。東京は不動産鑑定士の数が圧倒的に多いのもわかります。
山形市の旧大沼百貨店の落札価格
年初に破産した山形市の旧大沼百貨店が競売に付され、本店土地建物は3億8200万円で落札されました。売却基準額は2億3300万円、4件の入札のうち山形市都市振興公社が落札しました。
収益力が落ちた地方百貨店の土地建物、再生には経営再生に関する高度のノウハウを要すると考えられます。落札者の山形市土地振興公社、今後の事業計画の立案などその前途も多難が予想されます。
こんかいの競売で旧新庄店の土地建物は山形市の経営会社が1601万1000円で落札されました。こちらもどのような再生が行われるか興味深く見守りたいと思います。
農地価格の下落
農地の取引は、農地法の許可が必要なため一般の人の購入が難しく、市街化調整区域内であれば通常は農業を営む人乃至は同法人になると思われます。
この農地の価格ですが、農業人口の減少に伴い下落が続いています。2020年3月末現在で、10アール当たり田が68万9080円(前年比-1.8%)、畑が42万4921円(前年比-1.2%)となっています。
食料自給率を上げるため、政府は農業の大規模化を推進してきましたが、思うように進んでいないことをこの数字が現していると思われます。日本では少子化による人口減少が進む一方、発展途上国では人口が急激に増えており、近い将来食料不足が深刻になることが予想されます。国が大規模農業の推進を進めることで、農地価格も上がっていくものと思われます。
鎌倉の不動産価格
かなり前、鎌倉を旅行したことがありますが、古都の趣と海と山があるお洒落な街、古くは文人が愛した理由がわかった気がしました。関東人の憧れの街である鎌倉、私もすっかり魅了された一人です。
東京からも比較的近く、リモートワークと職場に通うことの両立も可能であることから人気が上がっているようです。その鎌倉ですが、ネット記事に不動産価格の記事が出ていました。
一つは戸建住宅、価格は6780万円、土地面積約780㎡、建物は昭和45年3月築、鎌倉駅からバスで約16分、建物は古いですが土地は広くセカンドハウスとしては高めの価格になっています。
鎌倉は昔から人気の高い街であり、上記の戸建住宅、中古マンションとも価格は高額です。熱海のようにセカンドハウス目的の需要ではなく、定住目的の需要が中心であると感じました。
熱海の不動産市場はバブル期並み
昨日のブログで熱海市の不動産価格について書きましたが、本日、ネットで熱海の不動産市場は特需でバブル期並みの問い合わせとの記事を見ました。
理由は、やはり働き方改革によるテレワーク目的の需要だそうです。但し、本格的な移住目的の人は少なく、セカンドハウスとしての購入を希望する人がほとんどだそうです。
ちなみに売れ筋は1LDKや2LDKと複数室あるもので広さは70㎡~80㎡とセカンドハウスとしては広めの温泉付きリゾートマンションで、価格は2000万円~3000万円台と中古マンションとしては高めの物件だそうです。テレワーク目的の需要者が多いせいか、インターネット環境は必須のようです。
今回の熱海の不動産特需の先行き、テレワークが普及し、一般的な仕事のスタイルとして定着するか否かにかかっていると思います。
金融緩和による金余りとオークション価格
昨年10月の消費税増税に続いての今回のコロナ禍で不動産市場は大きなダメージを受けたことが報道される一方、世界的な低金利、金融緩和による金余りで不動産価格はバブル崩壊時やリーマンショック時のような大幅な下落は現時点では見られていません。
この世界的に余ったお金は、不動産市場のみではなくオークション市場にも流れており、絵画や芸術品、自動車など高額な価格で落札されたニュースが報道されています。
先日、スパイ映画「007 ドクター・ノオ」のでボンドが使用した拳銃が競売に掛けられる、との記事を見ました。落札予想価格は15万ドル~20万ドル(約1600万円~2100万円)とのことです。
コロナ禍にもかかわらず活況なオークション市場、だぶついたお金は次にどこに流れて行くのでしょうか。この金融緩和によるバブルが弾けないことを祈りたいと思います。
大規模工場地の跡地の価格
製造業の海外移転が進み、国内の人口が減りつつある中、日本国内の大規模工場の閉鎖が続いています。工場の存在は、雇用を提供し、また、税収や企業の社会貢献を通じてその地域にとって重要な存在でした。「企業城下町」、という言葉がその意味を如実に物語っています。
ネット記事で、佐賀市の旧九州グリコ工場の撤去が開始され、跡地利用について書かれていました。江崎グリコ広報によると、今後の利用については未定、とのことですが、複数企業からの問い合わせがあるそうです。
敷地面積は3万1520㎡、場所はJR佐賀駅から近く、最近では物流倉庫としての利用が考えれられますが、売買された場合、どのような用途に変わるでしょうか?入札になった場合の価格はいくらになるでしょうか?興味深く見守りたいです。
値下げしても売れない不動産
先日、価格0円でも売れない温泉施設のことを書きましたが、地方の経済情勢及び不動産市場は相当厳しいことを物語っています。
今回は0円ではありませんが、値下げしても売れない不動産の記事を見ました。この不動産は青森県にある市出資のビルで、1998年に土地建物総額7億1千万円で購入されたそうです。土地は約2000㎡、建物はSRC造4階建てで延べ面積2200㎡、市の出資額は4億5千万円だそうです。
その後、第3セクターの業績不振により2016年に売却が決定され、2億円で入札実施も入札はなく、翌年、不動産鑑定評価を行い約1億2千万円に値下げして再入札を実施も不調でした。
今回の再募集の売却価格は税込み7200万円、完成から20年で約10分の1になったことになります。ちなみに現時点で希望者はなく、不調に終わりそうです。
不動産の価格は最有効使用に原則に基づき決定されますが、想定される利用者がいなければ価格はつかないことになります。この不動産、先日の0円の温泉施設にように売れないでしょうか?さらに値下げ(0円?)して買い手が付くでしょうか?興味深く見守りたいです。
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