新築マンションの極小化

2023-08-17

地価や建築資材の高騰が続く中、購入者の支払総額を抑えるため、延床面積の極小化が進んでいます。

少し前までは、戸建住宅であれば100㎡未満のものは狭い印象を受けていましたが、最近は3階建てで75㎡程度の戸建住宅も出てきました。

家族向けマンションの場合、80㎡程度が標準的と思っていましたが、70㎡未満のマンションが増えてきました。この広さだと、戸数を増やしたい賃貸マンションと同じような間取りになってくると思います。

先日、京都市の新築マンションの平均面積が60.3㎡、との記事を見ました。この広さだと間取りは2LDKでしょうか、家族4人だとかなり窮屈な広さになります。

今後、下がる気配のない地価と建築資材価格、延面積はどこかで下げ止まるでしょうが、下げ止まった分、マンション価格も上昇していくと思われます。

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