不動産鑑定評価書の特徴

不動産の鑑定評価とは,「不動産(土地若しくは建物又はこれらに関する所有権以外の権利をいいます。)の経済価値を判定し,その結果を価額に表示すること」をいいます。(不動産の鑑定評価に関する法律第2条第1項)

不動産鑑定評価書(以後,「鑑定評価書」)は不動産鑑定の専門能力を認められたものにより,不動産鑑定に関する法律と不動産鑑定評価基準に基づいて作成され,公的な登録を受けた鑑定業者から発行されたものです。

鑑定評価書には不動産の基本的事項と鑑定評価額,そして価格決定に至った経緯が詳細に説明されています。これらは定められた手順と手続きを経て,公正中立な立場で作成されており,鑑定評価を担当した不動産鑑定士は,その評価額と内容に対して説明責任を有しており,その証として鑑定評価書には不動産鑑定士による署名・押印がなされています。そのため,鑑定評価書は裁判所,税務署などの公的機関が公用文書と認めるものであり,また、争いの当事者にとっても専門家の認める不動産価値として有用となるものです。

不動産鑑定評価は,原則,不動産の種類や規模,依頼に関わらず全てに対応できるというメリットがありますが,納期も約10日~2週間かかり,料金も高くなります。

不動産鑑定評価書をおすすめするケース

①調停・訴訟などにおいて立証資料が必要な場合
特に,特殊な不動産が絡む場合や,より強い立証資料が必要なケースにお勧めです。

②相続税・固定資産税などの申告の際,路線価方式を使わず,より有利な申告を行いたい場合

③不動産の交換における交換財産の時価を把握したい場合

④同族法人間と役員間,親族間売買における適正な時価を把握したい場合

⑤現物出資の際などで時価を把握したい場合

なお,これらのケースでも不動産調査報告書でよい場合もあります。ご相談ください。

不動産鑑定評価書の報酬(料金)例

不動産の種類
基本料金(税込み)
土地(住宅地)
120,000円
土地(大規模開発地)
190,000円
土地及び賃貸建物
200,000円

※別途費用(実費)が必要となる場合があります。

→「報酬一覧

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