定住促進で建てられた戸建住宅

2023-04-08

過疎化による人口減少に悩む自治体が多い中、移住者を増やすことで街を活性化させようとする試みも各地で見られます。

先日、茨城県にある町が、定住促進として移住者向けの戸建住宅と12棟建設した、との記事を見ました。戸建住宅12棟の外、ガレージハウス5棟、テレワークルーム、コミュニティ棟なども合わせて整備したそうです。

これらの建設費は約4億5000万円とのこと、17世帯の移住で単純に1世帯当たりの建設費は約2650万円になります。建設費の高騰を考えても、高額な建築費と思います。

今後、過疎の問題を抱える自治体は、国からの交付金などを利用して移住促進の施策を行うと考えられますが、高額な支出に見合う効果が得られるか、不透明であることは否めません。

各地で行われている移住促進策、今後の展開を注視したいと思います。

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