新築マンションの成約率

2024-06-13

空前の金融緩和の影響により、特に都市部を中心に新築マンションが乱立する状況となりました。名古屋市でも駅近や路線沿いの立地のよいエリアを中心に、老朽化した大規模商業施設やガソリンスタンド、路線店舗などが取り壊され、マンションになるケースが相次ぎました。

その間、新築マンションの売れ行きは好調で、人気のあるマンションだと即日完売するものありました。

ちなみに販売開始の初月までに契約率が70%超であれば好調、80%、90%なら絶好調と言われています。逆に70%以下だと不調、50%以下だと絶不調なのだそうです。

初月までに70%の契約が取れれば、竣工までに完売できる見込みが立つそうですが、それ以下の場合は売れ残り、そして値引して完売を目指すことになると思います。

地価や建築費、人件費の高騰による販売価格の上昇に加えて金利も上がりつつある状況下、新築マンションの成約率は不動産市場の動向を知る有力な指標であり、注視していく必要があります。

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