価格がマイナスの不動産

2024-11-22

昨日、解体処分費の高騰により価格がマイナスになる不動産のことを書きましたが、石川県で老朽建物付きの不動産でマイナス入札が実施される、との記事を見ました。

対象となる不動産は旧保育所建物と敷地であり、解体費が土地価格を上回った場合、市が差額を支払うといった内容だそうです。

跡地利用を住宅地をするという条件付きではありますが、払い下げを迅速に行う効果はありそうです。

今回のようなマイナス入札は初めてのケースではなく、過去、他の自治体でも実施されたそうです。

解体予定の老朽建物の扱いに頭を悩ます自治体は多いですが、遊休不動産の早期売却に資すると考えられるマイナス入札、今後、普及していくものと思われます。

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