東京丸の内に木造の高層ビル
2022-08-01
木造といえば、以前は強度や耐震性、耐火性などの問題から低層の建物と相場は決まっていましたが、最近はこれらの問題がクリアーできたからか、木造の事務所ビルなども建てられるようになりました。
今朝、東京丸の内に高さ約100mの木造ビルが建築される、との記事を見ました。柱や床などに多く木材を用いることで、二酸化炭素を約3割削減できる、としています。2028年末の完成予定だそうです。
このような工法を「木造ハイブリッド構造」と呼ぶそうで、純粋に躯体部分を木材で造るのではなく、鋼材なども併用して強度を維持するみたいです。
建築費については触れられていませんが、通常のRC造やS造より割高になるそうで、大企業のイメージ戦略の一環と考えたほういいみたいです。
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