岩手県奥州市の中心商業施設の鑑定評価額
2023-04-19
このコラムでも度々書いている地方の中心商業施設の撤退、先日、岩手県奥州市にある中心商業施設の閉店前の取得を市が断念した、との記事を見ました。
現在の運営会社の閉店期限が4月中とされており、市はそれまでに取得を目指していました。地権者の同意に時間がかかることが予想されるため、とのことです。
ちなみにこの商業施設の鑑定評価額は2億6000万円とのこと、今後の収益性確保が不透明な中、高額な鑑定評価額であり、市としては取得による再建を断念することも予想されます。
私の地元の愛知県でも一宮市の名鉄百貨店の閉店が発表され、商業施設の淘汰が進んでいます。今回の岩手県の商業施設の動向を注視したいと思います。
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