建築費の高騰と3Dプリンターの家
2023-09-10
建築費の高騰が続いています。先日も札幌市に計画中の複合施設が建築費の高騰を理由にホテルの誘致を断念した、とのニュースがありました。
ホテルやオフィスビルなどの大規模なものだけではなく、個人が居住する住宅の建築費も高騰し、マイホームを検討中の方が見積もりを取ってその金額に驚いた、との話もよく聞きます。
今後、下がる見込みのない建築費、その救世主として3Dプリンターの家が注目を集めています。
先日、愛知県小牧市にある3Dプリンターの家を販売する会社の記事を見ましたが、この3Dプリンターの家、構造はRCで造られたパーツからなり、作業時間は44時間、価格は550万円とリーズナブルな価格設定となっています。
広さは約50㎡、内部空間は3つに分かれているそうです。単身、夫婦又は小さい子供のいる家族向けになりそうです。
3Dプリンターの家を実際に見かけたことはありませんが、ハイブリッド車が一気に普及したように、今後、日本の住宅のスタンダードになる可能性はあると思います。
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