RC造建物の耐用年数
2023-09-29
建物の工法の中でもRC造は耐用年数が長いとされており、十分なメンテナンスを行えば100年を超えて使用されるものもあります。
アメリカニューヨークの摩天楼にあるエンパイアステートビルはその代表的なものになります。
私がRC造建物の鑑定評価を行う際には、耐用年数は50年にすることか多いです。通常の維持管理であれば、50年程度で修繕維持による継続利用が難しくなり、価値も無くなると判断されるからです。
先日、東京青山にあるホンダ本社ビルが建て替え決定、との記事を見ました。このホンダ本社ビル、1985年8月竣工で築約38年、2025年に本社機能を一時移転するまで使用するようで、築約40年での解体となります。
大企業の本社ビルであり、維持管理は良好、修繕も適切に行われていると推測されますが、築40年での解体、まだ十分に使用可能と思われます。
新建物の概要は発表されていませんが、斬新なアイデアを次々を生み出すホンダの新本社ビル、注目したいと思います。
愛知県・名古屋市の不動産鑑定評価なら「松岡不動産鑑定士事務所」
←「東京の不動産価格はお手頃?」前の記事へ 次の記事へ「群馬県の新築住宅の平均価格」→