愛知県の建築住宅着工統計結果
2024-03-05
建築住宅着工統計は、国土交通省が各都道府県の新設される建築物の着工数と延べ床面積を統計結果として発表しているもので、不動産市場の動向を知る上で重要な指標となっています。
今年2024年1月の愛知県の統計結果は、新設住宅着工戸数は4,742戸(前年比+11.9%)、建築物着工床面積は497,732㎡となりました。
ちなみに構造別ではRC造が1,687戸で非木造の住宅では最も高い戸数でした。
戸数の内容ですが、持家が-8.1%、貸家+24.0%、分譲住宅が+16.8%。RC造比率が高い貸家と分譲住宅の上昇の結果がそのままRC造の戸数の増加に反映されたと考えられます。
不動産業者の方の話では、建築費は以前の1.5倍から1.8倍になっており、計画が上手く進まない、とのことですが、下がる気配のない建築費、今後どうなるか注視していく必要があります。
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