PCBと鑑定評価

2024-06-25

PCBはアスベストと並び、建物の鑑定評価を行う際、調査することになりますが、PCBは1973年の製造が中止されており、実際に使用されているケースは少ないようです。

PCBは変圧器などに使われていたそうで、高額な処分費が掛かることから古いビルなどの倉庫に保管されているケースもあるので鑑定評価の際には注意が必要です。

先日、小学校などの公共施設でPCBが使用された照明器具が最近まで使われていた、との記事を見ました。使われていたのはグラウンドの夜間照明で、他にも使われている可能性があるとのことです。

使用を禁止される以前は当たり前のように使われていたPCB、処分できる施設も少なく、財源の少ない自治体にとっては頭の痛い問題です。

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