賃貸併用住宅のお話
2022-06-03
賃貸併用住宅とは、自ら居住する部分と賃貸に供する部分が併存する建物であり、建物の一部を貸すことで家賃収入を得ることができるのが特徴です。
但し、建物の建築費は自用や賃貸専用建物より割高になる傾向があり、また、間取りや戸数によっては十分な家賃を得ることができず、賃貸併用にする意味が薄れる危険性もあります。
以前は、屋上階をペントハウスにする賃貸併用住宅をよく見ましたが、最近は少なくなった感があります。やはり立地がよい土地であれば、少しでも賃貸部分を多くし、収益性を重視する投資家が増えたことも理由だと思います。
家賃併用住宅は、自らの居住と家賃収入を両立できるメリットはありますが、建築費の動向などを見ながら慎重に判断する必要があると思います。
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