地球温暖化と地下室

2022-07-11

地下室のある家は建築費が割高になるため日本の一般的な住宅ではあまり見かけませんが、海外では趣味の部屋や食料などを備蓄するスペースとして利用されることが多いようです。また、最近は容積率の不算入などのメリットがあるため、都心を中心に地下室付きの家もみられるようになりました。

先日、日本の気温が50℃を超えたら住まいはどう変わる、という記事を見ました。その中で、新築戸建ては地下室が標準装備されるのでは、との予想がされていました。

地下室は直射日光が当たることがないため室温が安定しており、夏涼しく冬暖かいと言われます。RC造のため密閉性が高く、電気料金が高騰する中、効率的な断熱効果も期待できます。

ちなみに私の事務所は、1階RC造、2・3階木造の混構造の建物ですが、1階部分はほぼ地中にあり、夏はかなり涼しいです。

地階のある家、平均気温の上昇と電気代・燃料費の高騰が続くようなことになれば、本当に標準的になる日が来るかもしれません。

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