令和6年地価公示
2024-03-28
今月26日、国土交通省より令和6年地価公示結果が発表されました。今回の地価公示、上昇が続いている三大都市圏、地方4市に加えてその他の地方圏でも上昇率が拡大傾向となりました。
特徴としては、金融緩和による低金利により余剰資金が不動産投資に流れていることや、コロナ禍後のインバウンド需要により都心部の商業地や観光地の収益性が向上していることに加えて、今回は北海道や熊本県において半導体工場の誘致に成功したエリアの地価が大きく上昇しました。
愛知県においては住宅地・商業地とも上昇が続いており、特に再開発の進む中区栄地区において公示地価が大きく上昇しました。
日銀の金融政策の変更や円安による物価高、個人消費の落ち込みが懸念される中、地価の上昇を牽引する不動産投資の動向が今後の地価を左右することになりそうです。
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