間口狭小戸建住宅のお話

2025-04-25

マンション価格の高騰により需要が増えている狭小戸建住宅、以前は土地面積100㎡未満を指すことが多かったですが、最近では50㎡を割り込むものまで現れました。

住宅地の多くは、間口<奥行、長方形の土地が多いのですが、その割合が大きい、所謂奥行長大地に家を建てるケースが増えています。

先日、幅3mの家、という記事を見ました。標準的な駐車場の幅が2.5mと考えると、その建物の幅がかなり狭いことが分かります。

ちなみにこの建物は1階駐車場、2階・3階にロフトが付いており、売り主によると狭さを感じない生活ができるそうです。

建物価格は延面積約30坪で約2400万円(税別)、土地代が安いことを考えると十分にお買い得感のある価格設定だと思います。

地価や建築費の高騰により今後、ますます増えていくと考えられる狭小戸建住宅、日本の住宅の新たなスタンダードになる予感がします。