マンションの延面積のお話

2025-05-28

マンションのメリットは、その構造の多くがRC造であり耐火性・防犯性に優れ、気密性にも優れることから夏や冬にも快適に過ごせるなどがあげられます。一方、デメリットとしては、ここ最近の地価や建築費等の高騰により価格が急騰したことや、庭がなかったり、間取りや設備の自由度がない、などがあります。

延面積に関しては、かってのバブル期などには100㎡を超える物件も珍しくなかったのですが、最近はますます狭くなる傾向が強く、家族向けの分譲マンションでも賃貸マンション並みの60㎡程度のものも多くなりました。

延面積60㎡ですと、子供二人の4人家族で住むには狭いと感じますが、最近は売りやすく貸しやすい広さとして需要が多いそうです。

マンション価格の高騰により70㎡以上のマンションの価格が上がりすぎ、買いにくい価格帯になっていることに加えて、広めのマンションを需要する単身者や夫婦世帯から好まれていることが理由だそうです。

物を持たないシンプルな生活スタイルが流行る昨今、60㎡程度の広さのマンション、日本のスタンダードになるかもしれません。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定評価なら「松岡不動産鑑定士事務所」