都心に近い戸建住宅のメリット

2020-10-15

コロナ禍でリモートワークが普及する中、郊外の戸建住宅に注目が集まっています。郊外の土地は価格も手ごろであり、戸建であれば仕事場として使える部屋も確保できることが理由のようです。

一方、都心への利便性に優れた狭小戸建住宅の人気が高まっています。敷地は狭いですが、その多くが3階建てでありある程度の延べ面積が確保できること、通勤や通学に便利なことがあげられます。

あるネット記事によれば、都心に近い戸建住宅の需要増は、老後の生活、定年後に会社の転籍や派遣で職場が変わり、通勤の負担が発生する可能性を見越したもの、と内容でした。もちろん、敷地が狭い分価格は安くなり、価格が高騰したマンションを買うより手頃な買い物となります。

コロナ禍前に盛んに言われた定年後の都心回帰ではありませんが、医療や買い物など都心近くに住んだ方が便利なことは言うまでもありません。また、都心及びその近くの不動産は今後も資産価値が落ちにくいと考えられることから一時の流行に惑わされることなく慎重な判断を行いものです。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」