物流施設用地の価格

2020-10-14

インターネット通販の普及に伴い、ここ数年、物流施設用地の価格が上がっています。但し、物流施設用地には要件があり、大規模な土地であることと、幹線道路沿いに立地するなど系統・連続性に優れることが必要となります。

東京都板橋区の日本製鉄鋼管工場跡地の入札記事を見ましたが、異常な過熱ぶりだったそうです。この土地は、広さ約11万㎡、希少性が高く10年に一度の出物、と言われています。

入札参加企業は20社以上、最高値は坪単価250万円前後だったようです。コロナ禍後もインターネット通販市場は拡大し、需要が増えることを見越しての入札と考えられます。

物流施設用地が活況を呈する一方で、既存の百貨店やショッピングモールの閉店が加速してくことが予想されます。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」