騒音と鑑定評価額の関係

2021-05-28

騒音は振動と並び人が生活する上で苦痛を伴うものであり、受忍の限度を超えるものであれば不動産の鑑定評価において減価要因となります。

この騒音ですが、工場の機械音や車、電車や航空機の音などが代表的ですが、最近では小学校や幼稚園、保育園など子供の声やチャイム、放送音などが騒音に当たるかが争いになっています。

少し前ですが、東京都で隣家から聞こえるカエルの鳴き声が騒音に当たるかが裁判になりました。隣家の住民が飼っていたのか否かは不明ですが、主張を読むと6~7匹生息していたとなっていました。

ちなみに判決は原告の敗訴、的確な証拠がなく受忍の限度を超えるものではないとの内容でした。

騒音被害のある土地を鑑定評価したことはありませんが、騒音の測定を行う必要があり、判断に関しても難しい評価になると思います。

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