飛行機の鑑定評価と動産鑑定士

2021-05-27

ネット記事で、ルーマニアのチャウシェスク元大統領の飛行機が競売に出されるとの記事を見ました。開始価格は2万5000ユーロ(約331万円)だそうです。119人搭乗可能なジェット機となっており、開始価格を考えると飛行可能な状態にするのに相当に整備が必要となりそうです。

このような飛行機などの動産の鑑定評価、日本では不動産鑑定士が評価を行いませんが、海外では鑑定士が動産評価を行っている国もあるようです。日本の不動産鑑定士も動産評価が行えるようになれば、ビジネスモデルは広がると思います。

先日、動産の鑑定を扱っている会社の方の記事を見ました。事業性評価、知的財産、太陽光発電所などを公認会計士や不動産鑑定士などとネットワークして評価しているそうです。私も以前、弁理士の方から特許の評価が可能か問い合わせを頂いたことがあります。

私見ですが、事業性評価や知的財産など、目に見えないものを動産と扱うのは少し無理かあるかな、とは思います。今後、事業性財産の評価の需要が増えていくと考えられますが、不動産とは別に動産、知的財産鑑定士などとして法整備される必要があると思います。

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