Archive for the ‘物の価格’ Category
絵画の鑑定評価額
骨董品や絵画は価値の判定が難しく、不動産と同様、骨董品は専門の鑑定士の方が価値を判定することになります。最も、骨董品や絵画の価値が問題となるのは、売買よりも遺産相続の際だと思われます。
相続税の申告の際は、骨董品や絵画も申告額の基となる価値を求めることになりますが、ほとんどの相続人は適正な価値を判定することは難しいと思います。
ちなみに骨董品や絵画の評価は、精通者意見価格というプロの鑑定士が査定した価格をもとに相続税の計算を行うそうです。なので特殊な不動産の場合のように、鑑定評価書とセットで申告することになります。
日本の不動産鑑定士は、不動産の価値を判定する仕事ですが、韓国のように鑑定士として不動産以外の動産の評価もできるようになれば、仕事の幅が広がるかもしれません。
エッフェル塔の階段の落札価格
最近、オークションで意外なものの高値落札が続いています。ネットで、フランスパリのエッフェル塔の階段の一部が競売に出され27万4475ユーロ(約3440万円)で落札されたとの記事を見ました。
この階段は、1889年に設置されたもので、1983年にエレベーターが設置されるまで約100年間使われたものだそうです。第2次世界大戦でパリを占領したヒトラーも使った歴史の証人でもあります。
それにしても1983年のエレベーター設置まで階段で塔に上がっていたのは驚きです。苦労して上がった分、今より感激が深かったかもしれません。
チャーチルの油絵の価格とオークション
先日、イギリスのチャーチル元首相の描いた油絵がオークションで98万3千ポンド(約1億3500万円)で落札されたとの記事をみました。予想価格の約5倍だったそうです。
かなり前、芸能人やプロの漫画家が描いた作品をオークションにかける番組を見たことがあります。プロの漫画家は、その人の作品の熱狂的なファンの人が競り合いになり高額の価格で落札されました。一方、芸能人でもセミプロのような方の作品が意外と安い価格だったり、趣味のイラストに近いようなアイドルの作品に高値がついたりしていました。
その際、オークションは時の人の作品であることが重要だと感じました。チャーチルは時の人ではありませんが、イギリスでは今でも時の人なのでしょうか?それとも今回の落札価格は金余りによるバブル価格でしょうか?興味深いところです。
野球選手の関連グッズのオークション価格
先日、金融緩和による金余りとオークション価格について書きましたが、ネット記事でアメリカ大リーグの元選手の野球グッズがオークションに出品され落札された記事を見ました。
出品物は、現役時代のユニフォームや優勝リングなど77点、落札価格は約200万ドル(約2億900万円)だそうです。やはりメジャーリーグ、年俸も高いですが元選手のグッズの人気も高いようです。
今回も含めて最近盛況なオークション市場、金融緩和によるバブルが弾けることを予想しての駆け込み出品では?と疑いたくなる程の活況が続いています。
トランプ元大統領のヘリコプターの価格
日本でも最近は自家用機を持っている方も増えてきましたが、アメリカは国土が広いので自家用自家用機やヘリコプターで移動する人も多くいるようです。
先日、先の大統領選で落選したトランプ元大統領のヘリコプターが売りに出ているとの記事を見ました。1989年生で飛行時間は約6000時間超、価格は80万ドル(約8400万円)だそうです。整備はしっかりされていると推定されますが、30年落ちの中古でもこの価格がつくようです。
実際の成約価格は売り出し価格より値引きが予想されますが、実際の取引価格はいくらになるでしょうか?興味深いですね。
長野県の知事公用車のオークション価格
知事の公用車が話題になる昨今、長野県の知事公用車だったセンチュリーがオークションに出品されることになりました。購入時は2000年1月、価格は1134万円、走行距離は20年間で計約6万9千キロだそうです。
このような公用車はメンテナンスもよく、おそらく新車に近い状態と考えられます。マニア注目の車と言えるでしょう。
オークションに出品されるのは来年2月とのこと、落札価格がいくらになるか注目したいと思います。
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