建物の特殊な構造のお話

2020-09-06

建物の構造は、木造(W)、鉄骨造(S)、鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)などがあります。それ以外の構造の建物として、レンガ造やコンクリートブロック造がありますが、私も鑑定評価で遭遇したことはあります。もっとも、物置やガスボンベ置き場としての小さな建物でしたが。

先日、三菱地所ホームが、木と鉄骨のハイブリッド工法を開発したとの記事を見ました。シンプルで丈夫な造りだそうです。

このような工法として木造と鉄筋コンクリート混構造がありますが、ある不動産業者さんから、最近はこのような混構造の建物は、確認許可が下りにくい、との話を聞きました。混構造の建物は、接合部が発生するため強度が弱くなる、との認識があるようです。実際はどうなのでしょうか。

新たに開発された木と鉄骨のハイブリッド工法、日本の標準的な工法になるのでしょうか?この工法による強度とデザイン性を両立させた建物が増えることを期待したいと思います。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」