筆跡鑑定のお話

2020-10-25

鑑定には、私が仕事にしている不動産の鑑定評価以外にも絵画や美術品の鑑定が有名です。あと、警察が行う遺留品や筆跡の鑑定もあります。

先日、筆跡鑑定したら遺言が偽物だった、との記事を見ました。この筆跡鑑定、本物か偽物かを調べる目的なので絵画や美術品の鑑定に似ているかもしれません。

また、最近のコロナ禍で印鑑廃止が言われる中、外国のようにサイン中心にすれば確かに印鑑は不要かもしれません。また、印鑑は印影から偽造されますから。

但し、筆跡もプロ中のプロに掛かると本物と見分けがつかないくらい上手く真似られることには注意する必要があります。やはり日本は今まで通り、署名・押印の二本立てで正式な書類を作成すべきだと思います。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」