大規模工場地の跡地の価格

2020-11-11

製造業の海外移転が進み、国内の人口が減りつつある中、日本国内の大規模工場の閉鎖が続いています。工場の存在は、雇用を提供し、また、税収や企業の社会貢献を通じてその地域にとって重要な存在でした。「企業城下町」、という言葉がその意味を如実に物語っています。

ネット記事で、佐賀市の旧九州グリコ工場の撤去が開始され、跡地利用について書かれていました。江崎グリコ広報によると、今後の利用については未定、とのことですが、複数企業からの問い合わせがあるそうです。

敷地面積は3万1520㎡、場所はJR佐賀駅から近く、最近では物流倉庫としての利用が考えれられますが、売買された場合、どのような用途に変わるでしょうか?入札になった場合の価格はいくらになるでしょうか?興味深く見守りたいです。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」