農地価格の下落
2020-11-30
農地の取引は、農地法の許可が必要なため一般の人の購入が難しく、市街化調整区域内であれば通常は農業を営む人乃至は同法人になると思われます。
この農地の価格ですが、農業人口の減少に伴い下落が続いています。2020年3月末現在で、10アール当たり田が68万9080円(前年比-1.8%)、畑が42万4921円(前年比-1.2%)となっています。
食料自給率を上げるため、政府は農業の大規模化を推進してきましたが、思うように進んでいないことをこの数字が現していると思われます。日本では少子化による人口減少が進む一方、発展途上国では人口が急激に増えており、近い将来食料不足が深刻になることが予想されます。国が大規模農業の推進を進めることで、農地価格も上がっていくものと思われます。
←「極小住宅の問題点」前の記事へ 次の記事へ「静岡市にテレワーク移住」→