ウッドショックと木造建物価格

2022-03-30

ウッドショックによる木材価格の上昇が続いています。木材価格は昨年頃から上昇していましたが、ウクライナ情勢によってさらに急騰しています。

木材価格の上昇に伴い、木製の工業品、特に木造の建物の価格が状しています。話では、建築物の価格は木材、鋼材を含め原材料が上昇する前との比較で2割から3割上昇したとの声も聞かれます。

木材は現在、ほとんど輸入に頼っている上京で、日本以外の国での需要増、船舶運賃等の上昇で木材の価格も上がっているのが実際のところです。

ここで注目されるのが国産木材ですが、伐採後の搬出のための道路等のインフラの整備や人件費の高騰で簡単に切り替えれないと考えられます。

但し、今後も輸入木材の上昇が続き、国産材の価格が下回るような状況になれば、一気に国産材の需要増及び国内の林業も活性化していくものと考えられます。

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