3Dプリント住宅の価格

2023-02-17

平面ではなく立体物をプリントできる3Dプリンター、産業用で使われていたものが最近では家庭用の安価なものも普及しています。

この3Dプリンター、建築費や人件費の高騰が続く中、建物の建築に使用されるようになりました。日本では建築基準法などの制約があり、3Dプリントの建物はまだ少ないですが、アメリカでは年々、需要が増えているそうです。

建築費は従来の木造工法より15%程安く、30%のコストダウンを目指しているそうです。以前より建築費が上がっていることを考えると、15%でもかなりの節約になると考える需要者が多いとも言えます。

建築期間ですが、約110㎡程の家が22時間で完成したとのこと、何だかプラモデル感覚ですね。

日本でも既に建築確認申請取得の建築物は完成しており、価格は30坪300万円、24時間以内に完成するとのことです。

今後の動向としては、建築費の上昇傾向が続き、建築基準法等の制限が緩和された場合、3Dプリントのは増えると考えられます。

将来、3Dプリントのが一般的になった際には、日本の街並みがそっくり変わってしまうかもしれません。

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