建築費高騰と工法の変更

2023-03-04

建築資材の高騰により、予定された建築物の施工業者が決まらないニュースが続いています。

2025年に開催予定の大阪万博、出展するテーマ館の入札が不成立で、予定価格を2億8000万円引き上げた、との記事を見ました。予定価格が12億6000万円となりました。

テーマ館の工法も一部変更されており、屋根の簡素化や間仕切り数の減少に加えて、基礎工事を木造から鉄筋コンクリートに変更したそうです。ウッドショックによる木材価格高騰の影響でしょうか。

建築工法ごとの建築費、鉄筋コンクリート造>鉄骨造>木造という順番になるのが一般的ですが、最近は鉄骨と木材の価格上昇が激しく、価格差が少なくなっている印象です。

特に今回のテーマ館の基礎工事、コストを減らす目的での工法変更と考えられますが、どの程度のコスト減になるのか気になるところです。

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