不動産の買い時と売り時

2023-03-05

商売の鉄則として、安いときに買って高いときに売る、とはよく言われますが、不動産のような高額な売買では、特にこの法則が当てはまると思います。

アベノミクスによる地価の上昇が続きましたが、日本の一等地の不動産の価格は世界的にみてもまだ安い水準であり、低金利を利用した投資家による不動産の買いあさり状態が続いていました。

先日、不動産を買い得だと思う、と答えた男女が過去最低水準の6.4%、との記事を見ました。都心の不動産価格の高騰に加えて、金利上昇の懸念からの回答だと思います。

今、買わなければ一生家を買えない、との恐怖感から住宅購入に走る方が増えていると思います。バブル期末期に似た様相を呈してきました。

不動産価格は景気に少し遅れて連動する傾向がありますが、上がったものは下がるという景気の法則が働き、いつか不動産価格は下がるのか、それとも異次元の金融緩和により不動産価格が下がることはないのか、様々な評論家の意見があり、判断が難しいところです。

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