2014年路線価
2014-07-14
少し前の話ですが、相続税・贈与税などの算定の基準となる路線価が国税庁より発表されました。
前年も上昇した愛知県と宮城県に加え、東京、大阪、神奈川、千葉、埼玉、福島の1都道府県で上昇に転じました。
愛知県については、好調な自動車産業、宮城県、福島県は復興需要によることが理由と考えられます。
愛知県については、上昇地点があったのは名古屋市内と春日井市の1地点、春日井市の上昇地点はJR勝川駅前の再開発による大型マンション建設ラッシュが理由だそうです。
名古屋市内、特に、名駅地区と栄地区については、名駅でオフィスビル建築が続く中、栄地区はマンションの建設が進んでおり、特に栄え4,5丁目では福祉介護サービス付きマンションが増えているようです。ここ数年、栄地区に限らず、名駅地区以外のオフィス地区(丸の内・伏見・千種など)においては、商業地域から住商混在地域になりつつある傾向が見られます。
このような都心回帰の動きは、好景気が続く間見られると思います。
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