Archive for the ‘不動産のお話’ Category

キャンプ目的の山の売買

2020-10-16

コロナ禍でキャンプを目的に山の購入を考えている人が増えているそうです。おそらく相当熟達していて普通のキャンプでは飽き足らなくなった玄人肌の人だと思います。

ネット記事によれば、山の価格は1haの相場が30万円~80万円とのこと、自由に使えるプライベートキャンプ場がこの値段なら買う人はいると思います。売り手の所有者も、通常なら買い手がいない山を買ってくれる人がいる訳ですから取引は成立すると思います。

但し、不動産、特に山は手を入れないとすぐ荒れてしまいますので、現状販売であればそのままキャンプすることは不可だと思います。木々の伐採、草刈や整地、水や道路の問題などキャンプ場として使用するためには多くのハードルがあることを知ってから購入を決めるべきだと思います。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」

都心に近い戸建住宅のメリット

2020-10-15

コロナ禍でリモートワークが普及する中、郊外の戸建住宅に注目が集まっています。郊外の土地は価格も手ごろであり、戸建であれば仕事場として使える部屋も確保できることが理由のようです。

一方、都心への利便性に優れた狭小戸建住宅の人気が高まっています。敷地は狭いですが、その多くが3階建てでありある程度の延べ面積が確保できること、通勤や通学に便利なことがあげられます。

あるネット記事によれば、都心に近い戸建住宅の需要増は、老後の生活、定年後に会社の転籍や派遣で職場が変わり、通勤の負担が発生する可能性を見越したもの、と内容でした。もちろん、敷地が狭い分価格は安くなり、価格が高騰したマンションを買うより手頃な買い物となります。

コロナ禍前に盛んに言われた定年後の都心回帰ではありませんが、医療や買い物など都心近くに住んだ方が便利なことは言うまでもありません。また、都心及びその近くの不動産は今後も資産価値が落ちにくいと考えられることから一時の流行に惑わされることなく慎重な判断を行いものです。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」

将棋の封じ手のオークション価格

2020-09-27

先日、将棋の藤井聡太棋士の王位戦の封じ手がネットオークションに出品され、2250万の落札額で確定された、との記事をみました。

封じ手とは将棋の中断時将棋・囲碁などの対局で、勝負がさしかけや打ちかけになる時、その日の最後になる手を打たずに紙に書き、再開時まで封をしておくこと、とありました。藤井聡太棋士の次の手が書かれた紙、ということでしょうか。やはり時の人、高額な落札額となりました。

オークション、昔は中古車や絵画、美術品など限られた業者の人が参加するイメージでしたが、ネットオークションの普及で不特定多数の人が参加できるようになりました。官公庁オークションでは、不動産もオークションで売買されています。

不動産の鑑定評価をしていると、イメージと実際に現地で見た事実と違うことはよくあります。このような理由から、私はネットオークションで不動産を購入できる自信はありません。

ネットオークションは普及していくと思われますが、どのように出品物の詳細を正確に伝えるか、偽物や瑕疵のあるものを排除するかなどが今後の課題になると思われます。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」

駅から離れた高級住宅地域

2020-09-18

高級住宅地域の定義は決まっている訳ではありませんが、土地価格比準表の文言などでは、「従来から名声、品等が高い地域」とされています。従って、大都市圏などでは、武家屋敷の跡地が多い地域、名古屋ですと白壁や主税町、菊坂町、南山町などでしょうか。全て、地下鉄駅から徒歩圏で、白壁と主税町は栄まで歩くことも可能です。

地下鉄駅との関連ですが、瑞穂区や昭和区の住宅地域、蜜柑山や陽明町などは、学校区もよく、従来から品等の良い住宅地域として知られていましたが、地下鉄名城線の環状化で一層、その評価が高まった感があります。一方、品等はよくても駅から遠いため、価格が割安な住宅地域もあります。やはり、名古屋の高級住宅地域は駅から近いことが条件のようです。

先日、都内のお金持ちが住む駅から離れた街、がネットで紹介されていました。移動にはタクシーを使ったり、隠れ家的な街、として好まれているようです。東京のお金持ちは、芸能人や大会社の社長さんが多く、あまり鉄道を使わないので、駅近にこだわらないのかもしれません。

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