Archive for the ‘不動産の価格’ Category

定住促進で建てられた戸建住宅

2023-04-08

過疎化による人口減少に悩む自治体が多い中、移住者を増やすことで街を活性化させようとする試みも各地で見られます。

先日、茨城県にある町が、定住促進として移住者向けの戸建住宅と12棟建設した、との記事を見ました。戸建住宅12棟の外、ガレージハウス5棟、テレワークルーム、コミュニティ棟なども合わせて整備したそうです。

これらの建設費は約4億5000万円とのこと、17世帯の移住で単純に1世帯当たりの建設費は約2650万円になります。建設費の高騰を考えても、高額な建築費と思います。

今後、過疎の問題を抱える自治体は、国からの交付金などを利用して移住促進の施策を行うと考えられますが、高額な支出に見合う効果が得られるか、不透明であることは否めません。

各地で行われている移住促進策、今後の展開を注視したいと思います。

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札幌市のタワーマンション

2023-04-03

先日、旭川市のタワーマンションについて書きましたが、札幌市でもタワーマンションの建設が進んでいます。

タワーマンションをはじめマンションは立地が重要ですが、特に駅から徒歩圏の物件は人気が高いです。その中の一つ、札幌駅北口まで徒歩3分の場所に、今年12月、地上48階建てのタワーマンションが完成します。

ちなみに最高価格の部屋は5億円、その部屋を含め、既に9割以上が成約済みとのことです。注目すべきは、購入者は北海道内の人が6割、道外が4割とのこと、相変わらず投資目的での購入が多いということです。

長らく停滞期にあった北海道経済、金融緩和の影響が北の都にまで波及したことを実感した出来事でした。

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のび太の家の価格

2023-04-01

漫画やアニメの設定は、当然ですが全て架空の出来事であり、実際に存在するものではありませんが、サザエさんやドラえもんなど、特に東京が舞台になっている漫画のもしも?を想像して出された本もあります。

先日、ドラえもんののび太のを実際に建てたらいくら?との記事を見ました。ちなみに場所は漫画の中で出てきた郵便番号から推測した練馬区桜台、土地は約40坪、建物は木造で延面積25坪という設定でした。

結果は、土地は約1億円、建物はローコスト住宅で1600万円~1700万円だそうです。やはり東京、40坪の広さで1億円ですごいですね。

土地の算定根拠は、練馬区桜台で坪約250万円で土地が売りに出ていたからとか。漫画の中の場面から、土地の方位や形状、前面道路の長さなどが推測できれば、もっと正確な評価額がでるかもしれません。

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リーガルホテル大阪の売却価格

2023-03-31

外資による高額での不動産売買が続く中、大阪にあるリーガルホテルが500億円超で売却された、との記事を見ました。

コロナ禍で疲弊したホテル業界にとって、円安で日本の不動産価格に割安感がある今はが、外資への売り時なのかもしれません。

ホテル業界ですが、コロナ禍が落ち着いて訪日外国人が増えており、さらに、2025年の大阪万博で多数の外国人の利用が見込まれます。

為替や金利の動向など、日本経済の先行きに不透明感が広がる中、今回のホテル売却が吉と出るか凶と出るか、興味深く見守りたいと思います。

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地方の工場用地が土地バブル?

2023-03-27

先日発表された地価公示で工業地の地価が上昇した地点があったことに触れましたが、昨日、九州と北海道で工業地地価が急騰した地点があったことを知りました。

熊本県では外資の半導体工場の建設計画が持ち上がり、工場所在地と周辺町の地価が2~3倍になったそうです。ちなみに今回の地価公示でも、31%の上昇と全国トップだったそうです。

一方、北海道でも国内社による半導体工場の計画があり、地価が上昇する気配を見せています。

円安による製造業の国内回帰が期待される中、今回の半導体工場の建設計画、日本経済によい影響を与えることを期待したいと思います。

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2026年アジア大会選手村建設が見送り

2023-03-25

2026年に愛知県で開催予定のアジア競技大会、その大会に参加する各国の選手が滞在する施設、いわゆる選手村が建設費の高騰を理由に見送られることになりました。

アジア競技大会の選手村には、廃止された旧名古屋競馬場跡地が予定されており、大会終了後には再開発されることになっていました。この再開発計画も併せて見直されることになりそうです。

ちなみに選手村の代わりには、周辺ホテルの借り上げで対応するそうです。

建築費の高騰により選手村の建設断念、今回のようなニュースが今後、ますます増えていきそうな気配です。

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1億円を超えるマンション

2023-03-24

先日発表された地価公示、都心部の地価上昇が鮮明となりましたが、地価の上昇に伴い、マンション価格も上昇を続けています。

マンションの場合は、販売価格に占める建物の割合も大きいため、一概に地価の上昇のみを反映しているわけではありませんが、地方と比べて都市部の地価が高いエリア程、土地価格の割合が大きくなる傾向があります。

あるネットニュースで、東京の新築マンションが1億円以下なら割安感、との記事を見ました。地価も建築費も上昇した現在、1億円と超えるマンションが普通になったということでしょうか。

名古屋でも以前と比べて戸建住宅マンション価格が上昇した印象を受けますが、やはり東京不動産価格の上昇のスピードが違いますね。

ちなみにこのマンション、420戸の供給に既に問い合わせは1500件・・・、売り出し即完売になりそうな気配です。

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東京五反田の地面師詐欺事件の土地の現在

2023-03-22

少し前、世間を騒がせた東京五反田の地面師詐欺事件のあった土地の現在を載せた記事を見ました。地上30階建てのタワーマンション予定地、現在は更地になっており、来年3月の完成に向けての工事が着工中です。

この土地は都心の超一等地、2000㎡の土地で、長らく旅館があったそうです。

このタワーマンション、最高格の部屋は約3億6000万円、1億円を超える部屋も多数あるとのことですが、売れ行きはどのような状態でしょうか。気になるところです。

本日、2023年の地価公示も発表されましたが、このタワーマンションが完成している来年の3月の不動産市場、そして日本の、世界の経済がどうなっているのか、予想が難しいところです。

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建築費高騰で苦境

2023-03-20

建築費の高騰が続いています。私も仕事で建物の鑑定評価をする際、鑑定評価額が以前よりびっくりする程上がっていると感じることが多いです。

先日、九州にある市の市役所の建築費が計画より約1.4倍に膨らんだ、との記事を見ました。45億円から60億円~65億円に金額が増え、事業計画の見直しが必要となっているそうです。

ちなみにこの市役所の建物、当初の計画より延面積を6%~12%縮小したそうですが、その縮小による建築費の減額分を大きく上回る増額となってしまいました。

2022年2月の基本計画から2024年の建設開始までの約2年の間に、建築費が1.3倍から1,4倍に上昇・・、新庁舎の建築を予定している自治体にとっては厳しい状況が続きそうです。

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持ち家か賃貸か?

2023-03-19

昔はよく、男は世帯持って、を建てて一人前、といったものですが、最近は結婚もしない、もちろんも持たない、という男性が増えてきました。

持家=マイホーム、高度成長前は都市部の郊外の土地であれば、普通のサラリーマンでも無理せず購入できる価格だったそうです。また、建築費も現在程高額ではなく、団塊の世代の方はマイホームを建てられた方が多くいます。

オイルショック後、不動産の価格も上昇を続け、バブル後、下落に入りましたが、アベノミクスによる金融緩和で普通のサラリーマンでは中々マイホームの購入を決断できないほど、価格は上がってしましました。

先日、度々論争になる、持ち家か賃貸か?の記事を見ました。首都圏のに30代から50年住んだとの想定で、75万円、賃貸の方がに支出する金額が安かったそうです。

この結果は2021年時点とのこと、不動産価格が上昇した現時点では、総支出の差はもっと広がり、賃貸の方がお得になっていると思います。

このような論争で思うことは、持ち家も賃貸も個別性があり、一概に比較は難しいのですが、賃貸不動産家賃の安い物件に住むことも可能ですし、固定資産税や修繕費等がないことを考えると、やはり購入より賃貸の方がお得だと私は思います。

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