所有者不明の土地

2014-08-05

不動産登記上の所有者不明の土地が増えているそうです。特に、地方では所有者死亡時に相続登記をしなかったり、都心へ転居後土地を放置し、わからなくなってしまうことが原因だそうです。

私も業務上沢山の登記簿を見ますが、相続登記が行われていなかったり、所有者不明のケースに遭遇したことがあります。他人が慣習的に、そのような土地を耕作しているケースもありました。

司法書士さんの話では、このような土地が値上がりした場合、相続問題が発生することが多く、相続人が多数存在することになり、相続登記の際非常に難航するそうです。

今後、このような土地は増えていくと考えられますが、公共事業の足かせにもなっており、国は何らかの対策をとる必要があると思います。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」