建物価格と鋼材価格の関係

2020-10-05

東日本大震災の復興需要やアベノミクスによる金融緩和によって建築需要が増え、それに伴い上昇を続けていた建物の価格が落ち着いてきたようです。

ネット記事によれば、近畿地区の鉄骨市場が横ばいで推移しているそうです。鉄骨は、RC造やS造の建物を造る際に躯体となる重要な建築材料で、上昇を続けてきた建築資材の中でも特に上昇が激しかったようです。

今回の鉄骨価格の横ばい、新型コロナウィルス感染症の影響で建築需要が減ったことが要因だと考えられますが、コロナ禍が長引くようであれば、下落に転じることも予想されます。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」