コロナ禍の戸建住宅市場

2021-05-19

新型コロナウイルス感染症蔓延の影響で激減した不動産需要ですが、戸建住宅に関してはコロナ禍前の水準に戻った地域も見られます、特に中心部や都心の需要が堅調です。

新型コロナウイルス感染症が蔓延し始めた当初、リモートワークの普及などによる郊外の住宅需要が旺盛などの記事も散見されましたが、一部都心への利便性に優れた地域を除いて、郊外の地価が上昇したとの話は聞きません。大手不動産業者の方が書かれた記事によると、戸建住宅の主たる需要者は共働き夫婦が多く、住宅ローン金利が安いこともあって中心部の住宅購入のローン支払いに耐えうることが理由だそうです。

郊外の住宅地の需要が増えているとの情報は、おそらく問い合わせが多かったとのことであり、実際の取引は限られていたのでは、と思います。

愛知県・名古屋市の不動産鑑定評価なら「松岡不動産鑑定士事務所」